読書記録

読んだ本の感想まとめ。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

若おかみは小学生!(1) 花の湯温泉ストーリー

若おかみは小学生!(1) 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)作者:令丈ヒロ子発売日: 2014/08/08メディア: Kindle版 1引っ越し あの事故で、一人だけかすり傷ひとつなく助かったんだから、おっこちゃんは運がいい。 私がこれを言われた側だったら、…

頭痛女子バイブル

頭痛女子バイブル発売日: 2016/08/03メディア: 単行本定額だから試しに読んでみるか、と適当に手に取ったKindle Unlimited本が大当たり。片頭痛の特徴が色々と紹介されていて、自分は天気痛より片頭痛の傾向が強いのでは?と疑うきっかけになった。頭痛外来…

代償

代償 (角川文庫)作者:伊岡 瞬発売日: 2016/05/25メディア: 文庫筆致が淡々としている。長めの作品ということもあり、一気読みする気は起きないし、深い感情移入もできない。それでいいのかもしれない。十二歳の時に起きた火災や、その後三年間の冷遇の過程が…

疲れない大百科 - 女性専門の疲労外来ドクターが教える -

疲れない大百科 - 女性専門の疲労外来ドクターが教える - (美人開花シリーズ)作者:工藤 孝文発売日: 2019/04/10メディア: 単行本(ソフトカバー)一項目につき見開き1ページの仕様なので、ダラダラ読む必要がなく非常に分かりやすい。隙間時間でも読める。個…

幸せなフェレットの育て方

幸せなフェレットの育て方発売日: 2011/01/01メディア: 単行本生活実例集と、ペレットやおもちゃの商品例が特徴的に感じた。飼った後のイメージが具体的に湧く。文章/画像・イラストのバランスが自分にはちょうどよかった。フェレットは飼育本が少ないなか、…

殺意の対談

殺意の対談 (角川文庫)作者:藤崎 翔発売日: 2017/04/25メディア: 文庫各々の言動と思惑が清々しいほど矛盾していて、対談記事不信になりそう。頭3話くらいのうちは、まったく関連性のない短編の集合体という認識だったのが、読み進めるにつれ登場人物同士が…

言葉屋 言箱と言珠のひみつ

言葉屋 言箱と言珠のひみつ (朝日小学生新聞の人気連載小説)作者:久米絵美里発売日: 2014/11/19メディア: 単行本児童書であることを口惜しく感じる。大人の目に触れる機会は少ない。言葉屋の起源について、史実と創作の塩梅が巧いと感じたのと、略語が使われ…

配達あかずきん 成風堂書店事件メモ

配達あかずきん 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫) 作者:大崎 梢 発売日: 2012/01/01 メディア: Kindle版 パンダは囁く 文庫本の整理番号を巧みに操った暗号解読話。恥ずかしながら生まれてこの方整理番号など意識したことがない私ですら唸ったのだから、出…

神様の裏の顔

神様の裏の顔 (角川文庫)作者:藤崎 翔発売日: 2016/08/25メディア: 文庫通夜真っ最中は「いやそれ先に言え」って連発したくなる。後出しのオンパレード。それこそが醍醐味。通夜ぶるまいで参加者同士が繋がり始めるあたりから、面白みが跳ね上がる。空気には…

あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析

あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析作者:梅田幸子発売日: 2017/11/16メディア: Kindle版高校あたりで出会いたかった本。まあ、その頃はまだこの本は世に存在していないわけだが。当時は完全に興味だけで進学先(専門学校だったので目指す業界…

笑う書店員の多忙な日々

笑う書店員の多忙な日々 (メディアワークス文庫)作者:石黒 敦久発売日: 2018/05/25メディア: 文庫一章以外は楽しめた。一章だけは、書店のブラック労働ぶりが脚色なく語られていてドン引きしてしまった。本好きってだけで書店の世界に飛び込んだら再起不能に…

どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。

どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。 : 1【電子限定書き下ろしSS付】 (Mノベルスf)作者:六つ花えいこ発売日: 2019/10/16メディア: Kindle版私好みのすれ違いぶりだった。特に惚れ薬の効果が切れたあとの心理描写は、読んでいるこっちまでに…

三匹のおっさん

三匹のおっさん (文春文庫)作者:有川 浩発売日: 2012/03/09メディア: 文庫「三人」ではなく「三匹」としているところが、元悪ガキ三人組感が出ていてよい。ズッコケ三人組シリーズを読みたくなる。若者世代二人の関係も徐々に変化していくので、男女恋愛好き…