読書記録

読んだ本の感想まとめ。

あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析

高校あたりで出会いたかった本。まあ、その頃はまだこの本は世に存在していないわけだが。当時は完全に興味だけで進学先(専門学校だったので目指す業界と職種も絞り込まれた)を決定してしまった。スキルはある程度身についたけど、特性がまったく合っていないことに鬱になって倒れてから気付いたアホは私だ。自己分析って聞くと「就職活動で応募する業界や企業を絞り込むためにやるもの」と思っていたが、高1くらいでやってもいいのでは? 自己分析は自己理解に繋がっているのであり、「心が喜ぶこと」「活かせる強み」「苦手で耐えられないこと」義務教育を卒業すれば、ある程度答えが見えてくると思うのだ。高校から先の進路について、単なる学力の合致や興味本位だけで選ぶと、最悪私のようなことになりかねない……。

普通の人は就活中に数回と、入社後はせいぜい半年に一回程度しか自己分析を行わない。それに対し、成功者は自己分析を日常的に行動と分析を(おそらくは息をするように)繰り返し、自己理解を深めているようだ。結構荷が重いが、本の感想として自分の思考を言語化するのは割と得意なので、そう無理難題でもないのかもしれない。

あと、今どき珍しく紙で買うことに意味がある本。紙の本なら、ワークに手書きで書き込むことで自己分析の過程が一冊にまとまるので、期間をおいての振り返りがしやすい。