読書記録

読んだ本の感想まとめ。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

うさぎがとつぜん私になってこまった100のこと

うさぎがとつぜん私になってこまった100のこと (さよならおやすみノベルズ)作者:井上信行発売日: 2020/12/21メディア: Kindle版結構唐突に終わった感が強い。カザネが急に許してくれた理由が分からないし、ペタロウ宛の手紙は無事に届けられたのか謎だし…

クリスマスを探偵と

クリスマスを探偵と作者:伊坂幸太郎発売日: 2017/10/25メディア: 単行本大人向けの絵本。読むこと自体は小学校高学年程度の漢字知識があれば充分できると思う。所々ふりがなも振ってあるし。 でも主人公の気持ちを解釈するのは、子供時代からしばらく経って…

サンタのおばさん

サンタのおばさん作者:東野 圭吾発売日: 2001/11/14メディア: 単行本66ページという短さの割には、本文中に一切ふりがながない。大人の絵本といえばいいだろうか。 作中で人種差別とか父性とか子育ての話題が出ているので、小学校高学年程度の読解力は必要だ…

涼宮ハルヒの暴走

涼宮ハルヒの暴走 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)作者:谷川 流発売日: 2012/09/01メディア: Kindle版 エンドレスエイト 今回が、一万五千四百九十八回目に該当する 高校時代、この一文で鳥肌が立ったのを今でも思い出せるよ。確かアニメだと、…

亡霊は夜歩く 名探偵夢水清志郎事件ノート

亡霊は夜歩く 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)作者:はやみね かおる発売日: 1994/12/15メディア: 新書一巻に比べると、前半は教授があまり登場しなくて退屈。正直言うと、エピローグの「事件」の方がテンポもよくて面白かったな。校庭に魔法…

頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ

頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ作者:カマたく発売日: 2020/04/30メディア: Kindle版「竹を割ったような」という表現はこの著者のためにあるのでは? 「うつは心の風邪、誰でもなり得る病気」って言う人がいるけど、人類の9割がうつを発症…

ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。

ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。: 解離性同一性障害の非日常な日常作者:haru発売日: 2020/05/26メディア: 単行本戸籍上は一人分の存在しか認められていないのに、その一人の体の中で生きる人格が13もあるなんて、本文を読んでいて知識として理…

そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート

そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト (講談社青い鳥文庫)作者:はやみね かおる発売日: 1994/02/15メディア: 新書子供達は夏休みを終えてまた抑圧の日々に戻っていったのかと思うと、この事件は彼らのストレスに対する根本的な解決にはなってい…

今、死ぬ夢を見ましたか

今、死ぬ夢を見ましたか (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)作者:辻堂 ゆめ発売日: 2019/03/06メディア: 文庫1ミリも救いがない。だがそここそが好きなのだから、私の性癖はつくづく狂っていると思う。救いがない物語に目がない。小説の中の不幸な主人公…

しないことリスト

しないことリスト (だいわ文庫)作者:pha発売日: 2018/09/12メディア: 文庫2~4章に共感できることや納得できることが多かった。特に4章の期待しないリストは、物事の本質を突いているものが多かったように思う。 日本人はあらゆる「べき論」に自縄自縛されて…

涼宮ハルヒの消失

涼宮ハルヒの消失 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)作者:谷川 流発売日: 2012/09/01メディア: Kindle版面白すぎて半日足らずで一気読み。普段なら遅読家ゆえ一冊読み終えるのに4~5日はかけるので、自分的にはかなり異例。 何しろ全ページ全シー…

涼宮ハルヒの退屈

涼宮ハルヒの退屈 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)作者:谷川 流発売日: 2012/09/01メディア: Kindle版 涼宮ハルヒの退屈 野球のルールなんて1ミリも知らない私でも、表題作を野球好きが読んだら怒りで本を引き裂くであろうことは分かる。イカサ…