読書記録

読んだ本の感想まとめ。

100万ドルの五稜星

www.conan-movie.jp

総括

  1. 期待値の5000兆倍面白かった。いつもは同日に2連続で見るのに、食指が動かず1回分だけ予約したことを後悔するほどに
  2. 予告映像と本編は別物。予告の切り取り方が私には不可解。予告編への疑問は後述
  3. これまでのキッド映画の中では、世紀末の魔術師の次に好きかもしれない
  4. 以下の感想は、本編の展開の順番に微塵も配慮しておりません

エピローグ*重大なネタバレを含む

  1. 冒頭から映画の構成に逆行する書き方
  2. 私はここで致死量の爆撃され語彙力が破壊されたので、いま必死で私という名の人間を再構築する準備をしているところ。月曜日には再構築完了してるかな 知らんけど
  3. あの、
  4. 工藤新一と黒羽快斗って従兄弟同士なんですか
  5. 両親の片方が双子だと、理論上遺伝子は何%一致するんだろう。両親とも双子同士だと、理論上は兄弟になるらしいけど
  6. 工藤優作と黒羽盗一の双子説、二次創作で昔5000回読んだ気がする。公式……だと……
  7. 映画の割と前半で平次が指摘した兄弟説は、最初から核心を突いていたのですか?
  8. 怪盗キッドと工藤新一が瓜二つ問題は長年深い謎だったけど……銀翼の奇術師あたりから謎だったけど
  9. この映画はハロウィンの花嫁みたいに、原作軸に乗ったエピソードってこと、だよね
  10. 昔初代怪盗キッドが幼い工藤新一に対して「弟」と比喩表現をしていたけど、そのときから仕込まれていた……?
  11. コナンは平次に対して言葉を濁していたけど、いたからこそ、少なくとも新一はこの事実を父から知らされている可能性が高そう。いつ? いつだ? 2人が従兄弟という事実を前提とすると、最新刊のキッド回はもちろんのこと、ブラックスターの話から意味合いがまったく変わってくる こわい 伏線が壮大すぎてこわい
  12. 見直すか……ブラックスターまで遡って……コナンで描かれたキッド回のすべてを……
  13. 快斗は快斗で、父から知らされているというより自力で調べ上げている可能性がありそう 震える
  14. 2人はそれを了解した上で敵対したり協力したりしている可能性 こわい
  15. 新一と快斗より前にまず優作さんと盗一さんに言えることだけど、あの
  16. 双子の兄弟、だけど分かたれた2人
  17. そして次世代に引き継がれた業
  18. 従兄弟であることより先に、探偵と怪盗で居続けようとする
  19. 2人の間に横たわっている信頼は、「人を傷つけない泥棒」「名探偵」だけではなく
  20. そうなるとやっぱり業火の向日葵だけ、これまでのキッド映画の中で浮いてるし、原作のストーリーラインからも浮いているのだが
  21. 初代怪盗キッドは生きていて、血縁者と密かに連絡を取り合っているという重大な秘密が大スクリーンで公開されたわけだが、それが霞む、くらいの
  22. TVシリーズ総集編観に行けばよかった 去年の総集編みたいな立ち位置なのかと思って気に留めてなかった
  23. 工藤優作の話*映画ネタバレ
  24. 相棒12「右京さんの友達」だったと思うのだけど、「作家には劣等感や渇望感が必要」「彼は欠落が欠落している」という趣旨の価値観が今でも印象に残っている。富と名声を得る前の工藤優作には何が欠落していたんだろうと考えることがあって、正解はもちろん本人しかわからないけど、もしかしたらそれは、道を違えてしまった双子の弟かもしれないと思ったら、私の情緒はもうダメだった。優作さん、ナイトバロンシリーズには血縁にモデルがいるんですか?
  25. 主題歌の歌詞、恋愛ソングだと思ってたけど、工藤優作から黒羽盗一、黒羽盗一から工藤優作への双子ソングにも思えてきて震えている。この2人、まじっく快斗が完結するまでにどこかに着地するのだろうか
  26. 遺伝子情報ほとんど同じでも、私はあなたにはなれない
  27. 兄弟をいつか、監獄へ
  28. きみをいつか、明るい世界へ引き戻すために
  29. 兄弟にだけは、捕まらない
  30. 自分だけがこの道を行く。だから人生の終わりの場所で待っていて
  31. だけどもう、2人は交わってしまった

快青の話

  1. 個人的にはエピローグの次に印象深かった。あまりにもまじっく快斗要素が強かった。あの予告編を見て、快青が拝めるなんて誰が想像する?
  2. 青子ちゃんのキャラクターデザイン、作中キッドの次に制作陣の気合いが感じられた
  3. 中森警部が撃たれた瞬間、我を忘れたキッドの胸中
  4. オレの好きな女の大切な人は、俺の大切な人
  5. だって、きみが泣くから
  6. 紺青の拳で、「オレはもっと良いサファイアを持ってるから」っていうセリフを使う構想が青山先生の中にあったそうだ。知らなかった……青子ちゃんは怪盗キッドが追い続けるビッグジュエルの象徴的存在
  7. 青子ちゃんがまさかのスクリーンに登場。でも父が生死の狭間を彷徨っていることによる登場だから、素直に喜ぶことに抵抗がある。銀三さんの意識が戻ったときの彼女の表情は、私にはこの映画でいちばんかわいく見えた
  8. すぐ後ろで変装して控えていた快斗、そういうところ好き。快斗じゃなきゃできない好きな女の守り方
  9. きみが泣きそうなとき、いちばんそばにいるよ(素顔ではないけれど)
  10. 同じ言葉で、快青と新蘭の異なる本質を同時に表していることに気づいて震えた
  11. 守っていることそのものを悟らせない快斗と、伝えたいけど伝えられない新一
  12. 相変わらず、自分の言動に不審を持たれることに無頓着なコナン
  13. 青子ちゃんがそんなコナンに注目して、段々と膝を折っていくシーンも印象的だった
  14. そばにいなくても、あなたのことを思い出すから
  15. 主題歌の歌詞は、パンフレットからは平和ソングの印象を受けるけど、同時に中森青子→怪盗キッド(黒羽快斗)の曲でもあると思う。今朝まじっく快斗⑤を読み返したから余計にそう感じる
  16. 怪盗キッドの正体に辿り着いてしまった青子ちゃんの曲。もうただの幼馴染だったころの心には戻れない
  17. 怪盗の領域には侵入できない、できないから、黒羽快斗を待っていてもいいですか

やっと平和の話

  1. 冒頭の平次が想像の10倍くらい、自分の好きな女のことでブチ切れてる
  2. 予告映像から予想できるよりもずっと平和の話
  3. 和葉ちゃんの涙とともに主題歌映像に切り替わったときは、平次はスクリーンでやり遂げる器だったかーと思って感動したけどそんなことはなかった。聞こえてなかったとわかって、私も落ち込んだ
  4. 告白すること自体がゴールじゃなくて、相手に伝わらなきゃ意味がないと改めて痛感した
  5. 聖さんは原作に逆輸入されないだろうかと夢想するほど、平次の危機感を煽ってくれた魅力的なキャラクター。でもキャラクターとしてきれいにオチがついたので、期待薄かな
  6. 聖さんが和葉ちゃんに惚れる瞬間がわかりやすく描写されていたね。「音」なんて、その道の高みにいないとわからないことを認めてくれる相手に惚れない理由がない
  7. 和葉ちゃんの聴覚認知の優秀さが、から紅の恋歌に引き続き大活躍。和葉ちゃんの気づきがなければ、聖さんの容疑は晴れなかった。でもそれは、脱走する隙が生まれたことに繋がる。……彼女は、経緯の全容を知らなくていいと思うなあ
  8. 和葉ちゃんがスタングレネードの衝撃で平次に覆い被さったところ、平次が恋を自覚するまでの想いの関係性を象徴しているようで苦しい。長かった。長かったよね
  9. 「人にはなあ、大概動機がある」「お前を好きな動機が思い出せない」エピローグの爆撃と快青で正確な言葉が曖昧になってて申し訳ないけど、だから今夜確かめに行くけど、一旦迂遠な表現を挟むのが探偵らしいと思った
  10. 和葉ちゃんの涙は告白に対する反応ではなかったけど、本当に平次の気持ちを受け止めたときも彼女は涙を零すんじゃないかなあ。長年の恋の成就の涙を

蘭ちゃんの話

  1. 「ビッグベンよりも」あの場で誰よりも友達の恋の成就を願い、優しい嘘をついた彼女が格好良すぎた
  2. 平次との背中合わせのシーンが印象的だったね
  3. 恋の応援を力みすぎて、力技で障害となりうる存在を黙らせるというオチつき(スクリーンに大爆笑が響いた)
  4. から紅の恋歌同様、徹底してサポートに回りつつも、親思いの一面も見せてくれる蘭ちゃんが素敵

紅葉ちゃんと伊織さんの話

  1. 「絶景告白スポット」に固執しすぎて北海道中を大冒険してた。伊織さんは故意なのか、これが運命だったのか
  2. 一度和葉ちゃんを視認しておきながら、お嬢様に伝えなかったのはわざと。蘭ちゃんとの時間を邪魔するのは野暮だと思ったのかな?
  3. 紅葉ちゃんが平次の重大なアシストをしたシーン、単に平和の間を引っ掻き回す存在として登場したんじゃなく、この映画にとっての存在価値がダイレクトに伝わってきてよかった
  4. 個人的に2人の出会い編を最新刊で読めたあとだからか、2人それぞれの人生の背景を想像しながら鑑賞できたのもよかった。人生の背景が断片的にでもわかると、すぐ感情移入してしまう。から紅のときよりもずっと優しい人たちに見える

それ以外の話

  1. どこから史実でどこからが創作なのかもはやわからない。幕末ファンはこの映画をどう捉えるんだろう
  2. 聖さんが爆弾を積んで自分ごと破壊しようとしたことは、和葉ちゃんの前に立つにあたり大きな障壁となるだろう。これが法的に罪になるかはわからないけど、どちらにしろ彼は一生自分を許さないだろう。それは「公益のために道を外れた自分を」なのかもしれないし、「決意したことを完遂できなかった自分を」なのかもしれない
  3. 私は、平次のように彼を責められない。現実でも誰かが犠牲になっているんだ、公益を守るために。私が見たいものだけ見えてしまっているだけで
  4. お国のためにと、個を記録されずに散っていった、この国に本当に存在した数多の戦死のことを考えると、たとえ彼の決意が完遂されたとして、善悪は別としてこの国の歴史に刻まれることは救いなんじゃないかなって
  5. それでもこの世界の探偵は、目の前で救える命は選別せずに全員救う
  6. 息子を殺人から守るために、別の殺人の罪をひっかぶせた親。理性では理解できても納得できない。犯罪を犯罪で覆い隠して、聖さんが救われたとは思えない
  7. 沖田氏と鬼丸氏が大活躍! 特に2人が悪党一味を一掃し終わったあとのカットは爽快感があった
  8. 哀ちゃんのお帽子がエレガントでかわいかった
  9. 歩美ちゃんと光彦のアシストぶりが際立ってた
  10. 園子が今回蘭ちゃんの親友としてではなく、お嬢様としてでもなく、鈴木財閥の人間として「仕事」をしている。短いシーンから有能ぶりが窺えた。まだ17歳なのに、保護者に守られていい年齢なのに。というもどかしさと、将来財閥経営の柱を担うのは本当に彼女かもしれないという期待が自分の中で同居している
  11. 北海道警にコナン達と知り合いの刑事がいたっけ?と思ったら、北斗星寝台列車の事件がクローズアップされてびっくり&うれしかった。古参ファン乱舞
  12. まさか登場した川添刑事が全編にわたって偽物だったとは。世紀末の魔術師における白鳥警部か
  13. そういえばキッドは沖田にも変装していたから、中身親子が福城家に集合していたのか。胸に迫るものがある
  14. 巫女の神子さんが美しすぎた。ユニフォームと私服のギャップもよい

予告映像

  1. キッドが雨の中項垂れているところ、その理由はお宝の盗みに失敗したとか信念に反することに手を染めてしまったとかじゃなくて、好きな女の家族が撃たれたからだ。このキッドに惹かれ観に行った人間は、快青の圧にぶん殴られることになるだろう。
  2. 怪盗キッドと平次が対峙するシーンも、シルクハットが斬られて顔バレするシーンも(ここ予告詐欺かと思ってた)冒頭かよ!!!
  3. 「ついに明かされるキッドの真実」、あーあーまたスクリーンだからって脚色されてんなーと思ってたらマジのやつだった。古参ファンが20年は考え続けていた謎だった
  4. お前だけは絶対に許さない(キスの恨み)
  5. なんだろう……特に②のほう、どれも本編にあったカットや映像だって思い出せるのに、本編の印象とこんなにかけ離れているのはどうして? めちゃくちゃキッドと平次にフォーカスされた広報だけど、キッドと平次は今回そういう立ち位置じゃないよ

パンフレット

  1. 青子ちゃんの登場人物紹介には「あくまでアンチの立場を貫いている」とあるけど、もし仮に彼女がキッドを全面的に賞賛するようになったら、怪盗キッドの精神は瓦解するような気がする。根拠をうまく言語化できないのがもどかしい。キッドは中森青子という絶対的なアンチがいるからこそ、あのキザな精神性を保持しているのではないかという憶測
  2. みなみさんのキャストコメントが一言一句解釈一致すぎる。私も最初から見直す時間が必要だし、あの夕暮れどきのシーンへの言及とか、黒羽快斗と工藤新一が一歩近づくとか。言葉選びが好きすぎる
  3. 勝平さんの「コナンといる時はほぼ快斗」「初期から比べるとキッドでいる時間はどんどん少なくなってきた」頷きすぎて首もげるかと思った
  4. 堀川さんと宮村さんが、今作における平和の魅力を全力で語ってくださっていて、私なんかの感想は邪魔なだけだった(笑) 青山先生の次に、2人が平和の熱い応援隊なんだね
  5. 大泉さんがゲスト声優、しかも川添刑事役っていい意味で微塵も気づかなかった。あの世界に溶け込んでいた
  6. 優作さんの劇場版登場がベイカー以来なの意外すぎるし怖すぎる。あれを劇場で鑑賞してから22年
  7. 有希子ママはなんと初登場! 新一のお母さんだから、原作では江戸川コナン誘拐事件で初登場してる古参キャラクターなのにね
  8. 2人は事件解決に寄与というより、これまでの怪盗キッド江戸川コナンの関係性を根底からひっくり返しています
  9. 小野大輔さんのキャストコメント、短いながらもこなれててお嬢様への愛があふれてる
  10. 脚本家へのインタビューを読んで、福城親子、工藤親子、黒羽親子、中森親子……なるほど父と子の物語だ、としみじみ思った
  11. 「同じ目的に向かっていても、相棒になってはいけないんです」ウォアアアアアアア こんな、怪盗キッド江戸川コナンの関係をこんなに端的に言い切るなんて。夕暮れの列車内で目的を共有するし、福城家や道警では共闘状態になってはいるけど、決して相棒ではない
  12. クリアファイルセットの全絵柄が良すぎ。何がいいってポーズのバランスが最高すぎ
  13. カードゲームってやらないけど、この描き下ろしイラストの和葉ちゃん蘭ちゃんには惚れる。2人とも可憐すぎる。花の妖精のよう
  14. ラッキーくじの新蘭の服装とポーズが最高すぎる
  15. アナデジテンプの限定ウォッチめっちゃかわいい~ たくさん眺めておこう
  16. コナン平次キッドのワイヤレスイヤホン笑う。収録ボイス面白すぎるけど、最推しじゃないとすぐに飽きそう(笑) 蘭ちゃんバージョンがあれば言い値で買う

2回目鑑賞で気づいたこと

  1. コナンはキッドの正体が従兄弟だと知っているし、キッドは工藤新一の正体が従兄弟だと知っていると仮定して物語を眺めるように心がけてみた。全然景色が違った
  2. 前説のキッドと平次の背中合わせ、静止画とアニメの中間くらいの表現で好き。相手の表情を想像しながら楽しめる
  3. 平次が聖さんを止めようとしていたのは、彼が爆弾ごと自らを終わらせようとしていたこともだけど、函館山は観光名所で民間人がたくさんいると容易に想像できるのに、それでも構わず爆弾ごと向かったからか(気づくの遅)
  4. いつの時代も兵器やカネが人を狂わせるのは確かだけど、その罪をなぜ福城親子が被らなければならなかったのか。それだけは2度見てもわからない
  5. 目釘が月を表しているといち早く気づいたのは、怪盗キッドならではの着眼点だった
  6. 宝物の正体を見て、当時情報は兵器だったんだなと思った。それは現実の他国の戦争をニュースで見ても痛感する。この先どんなに時代が変わっても、一歩間違えば兵器になりうることは変わらないだろう
  7. 阿笠博士のクイズは明らかに質が落ちていたので、2問目が出題される前に哀ちゃんが止めてくれて助かった。クイズつまらないって思ったの私だけじゃなくて安心した
  8. 気球と地上での謎テレパシー、存在しなくても話が成立する上に、地上波放送で真っ先にカットされそうなのになぜ入れた?
  9. キッドが最推しじゃなければ、予告映像は別に期待値向上には繋がらない。むしろ平和が最推しだと期待値が下がる可能性すらある。予告だとキッドに危険がたびたび訪れる印象があるけど、実際は言うほどピンチになってないというか本当にヤバいのは中森警部。快青推しなら垂涎ものだからぜったい観て
  10. 「あそこにはお前の大事な人がいるんだろうが」敵を助けた上にこんな言葉で鼓舞してくれて、さらに借りは返したぞって言ってくれるキッドに黒羽快斗としての人の良さ溢れ出ちゃってる。コナンがキスの恨みって表現してたアレ、別にキッドに非はなくないか? 平次が色ボケしてなければ発生し得なかった事故じゃないか? キッドにとってははた迷惑では、と思ってしまった私は盗人を擁護していますか?
  11. 今回、普段哀ちゃんが担っている情報提供の役割を園子が担当しているという。コミュニケーションが迅速な人が仕事が速いはマジ
  12. 居合いで襲われる直前のキッド、確かに「何があるってんだ、オヤジ」って言いかけてる
  13. 夕暮れの車内でキッドに「ある男」と説明されたとき、コナンはその正体に見当がついたのだろうか。そうなのかもしれない
  14. 中森警部を撃たれ、激昂した怪盗キッドはカドクラの銃を数枚のカードで使用不能にした。人の命は奪わないという怪盗キッドの信念を象徴している
  15. 命まで奪ったら、きみの隣に帰れなくなる
  16. きっとそれが、怪盗キッドを突き動かした一番の理由
  17. 警察官に変装した怪盗キッドの背中を見ていたのは、父親だったのか
  18. 目を見開いた怪盗キッドのアップは青山原画。大事なシーンなのに記憶が曖昧なんだけど、驚愕した理由って、カドクラの姿が消えてカードだけが残されていたからなの?
  19. 怪盗キッドが変装して現れたとき、本人じゃないとき、BGMが変わるのがわかった(パンフレット情報)
  20. 青子ちゃんが登場したとき一番かわいく見えたのは、青山原画だったから。コナンを見つめて膝を折ったあとのアップも青山原画。豪華な映画だ
  21. 最後の力を振り絞って銃を掲げたカドクラを撃ったのは、盗一さんだった。敬愛する弟の愛息子だから、きっと守らない理由がなかった
  22. まだ小説家として無名の時代、工藤優作の最初のファンは盗一さんだったのかな、なんて
  23. 主題歌背景で、「ば快斗」(ばだったかバだったか思い出せない自分に腹が立つ)でアドレス帳登録してる青子ちゃんかわいすぎる。りんごうさぎを食べる中森警部もかわいい。会話そのものは描写されていないけど(名探偵コナンじゃなくまじっく快斗になってしまうから)怪盗キッドの姿で、黒羽快斗として青子ちゃんと話した彼の心情を思うと心臓が痛い。こういうことを当たり前のようにやってしまう男だよ、こいつは
  24. 優作さんが弟で、盗一さんが兄
  25. みんな思うかもだけど、盗一というネーミングセンスよ。安室透のような偽名か、成人してから本人が改名したとかじゃないと説明がつかない(そしてこの名前は倫理に反するので、改名が通るとも思えない)
  26. 命や人生や世代まで越えて探されていた宝、工藤家の床の間にあった。有希子さんに有効活用されてた。マカデミー賞のお祝いだとしたら、コナンも見たことはありそうだけど……?
  27. 工藤家、ひょっとして誰かが命懸けで探しているお宝がゴロゴロ眠ってませんか。ひょっとして怪盗キッドが求めるビッグジュエルも