柔らかい感じのイラストに対して、著者の価値観がガチガチで読むのがしんどかった。特にこのあたり。
- 「やらなければならないこと」「やるべきこと」という考え方
- 「1日のうち、時間の使い方を15分単位で書き出す」という手法
- できなかったことを「屈辱」とみなす考え方
- 「日々のルーチンも全部書き出す」という手法
- 目標ありきでやらないことを決める、という前提条件
目標がない人間は「やらないこと」を決めちゃいけないの?とか、
決めたことを実行できなかった自分は「屈辱」なの?とか、
時間の使い方を15分単位で徹底管理しなければならないの?とか、
生命を維持する上で、呼吸と食事と法に触れないこと以外で「やらなければならないこと」なんてあるの?とか。
いろいろしんどい。こんなに生き急ぎたくない。何かを成すためには人生の余白を切り落とさなければならないなら、私は何事も成せなくていい。