読書記録

読んだ本の感想まとめ。

ひなたとひかり(1)

  1. 双子の姉妹が主役。最初は表紙買い。ストーリーも面白かった! 何より壱弥がすり替わった双子に気付いていて、日向を突き止める気満々なのがいい。両片想いの予感だし、男性側のクソデカ感情に目がないんだ私は。
  2. 日向は天賦の才の持ち主、光莉は努力型なのかもしれない。
  3. 「他人が努力だと思うことを、光莉はあたりまえのようにやってる。努力だとは思わないで、楽しみながらやってる。」私は必要だと思うから食らいついていく人間で、努力を努力だとは思ってないけど楽しめる人間でもないので、楽しみを見いだせるのもまた才能なんだと思う。
  4. 光の世界を望まない天才と、努力の天才かあ。もし日向が日向として目立つようになれば、比較されるのは必至。願わくは二人には憎み合わないでほしい、と思うのは読者のわがままだろうか。
  5. 本編としては日向視点で描かれるけど、いつか光莉視点の短編なんかを読んでみたい。