読書記録

読んだ本の感想まとめ。

ソーシャルスタイル理論でわかった! 10万人のデータから導き出した 上司へのすごい伝え方

私と直属の上司とではソーシャルスタイルが全然違う、というかほぼ対極の位置で苦笑いしている。
私は思考派と協調派の併せ持ち人間、上司は行動派(あくまで私からの印象だが)
そりゃあ、どちらかが歩み寄らないと摩擦が起きまくるに決まってる。
目上の人間から歩み寄らせるなんて土台無理なので、私が接し方を変えるしかないのだ。よく分かった。

そして私が個人的に全幅の信頼を置いている上司は、私とソーシャルスタイルがかなり近い印象。
コミュニケーション取っていてストレスフリー。相談しやすいはずだ。

行動派の人に対しては結論から伝え、要点のみ。チャットメッセージは短ければ短いほどいい。経緯や背景説明は不要。
私は理由や過程を重視する人間。だからなにを報連相するにしても、経緯や背景説明は隙なくやらないと「報連相すらまともにできないやつ」と思われそうな気がして……。
結論だけ分かればいいって感覚はさっぱり分からないけど、こっちが合わせるしかないよな。

血液型と同じで、すべての上司がきっちり4タイプに分けられるとは思っていない。
「上司はこういうソーシャルスタイルだから」と割り切れないこともあるだろう。
でもこれから、「自分とはタイプが違う」と思うことで、私の中のストレスが少し軽減されるのなら、少し上司とのコミュニケーションの摩擦が減るのなら、この本を読んだ甲斐があったというものだ。