作者があとがきで「書いていて楽しかった」と言い切っているだけあって、この巻が一番面白かった。感想が溢れ出て止まらんのよ。4巻も絶対読む。
- 転びそうになった美羽ちゃんを結果的に後ろから抱きしめたシーンの挿絵が欲しかっっっっった。
- 瀧島くんは元教師の人生二週目ですか？ テスト勉強中に同級生のために問題文作るって、学年の中でも成績上位者じゃないと無理でしょ？ もう君が教壇に立ちなよ(?)
- 勉強を教えていたら、デコ同士がごっつんこ☆だと?! 今どき少女漫画でも見かけない展開じゃないか？ 瀧島くん、わざとなのでは？ ねえ。わざとなのでは?! だって偶然なら反射的に身を引かないか？ わざとぶつかりそうな位置まで身を乗り出していたのでは？ 多分今の私と夕実ちゃんは同じ気持ち。
- 定期試験の過去問が調達できるなんて羨ましい……。
- 教科書や参考書をパラ見で覚えるだと？ 学生時代、一度は言ってみたかった。チバ先輩、やる気さえあれば学年主席の座が狙えるだろ。もったいない。頭がいい人の考えてることは分からん。
- 一年の中間考査で、アルファベットや単語問題しか出ないなんて羨ましい〜。それなら満点狙えるわ。
- 瀧島くんになだめられる叶井先輩。どっちが先輩だか分からない。まあ瀧島くんは人生二週目だから無理ないですわ。
- 苦手科目を持たない瀧島くんwww 彼が言うと爽やかすぎて、一周回って嫌味に聞こえない。
- 出来すぎ優等生くんの苦手なものをヒロインだけは知ってる。いいねえ。
- 中学校の昼休みって、ランチタイムとは別だよね？ 20分かそこらだよね？ 20分程度で美術室にみんなで集まってテスト勉強するのか。時間感覚が私とは違うわ。もし給食がない学校で、昼休み＝ランチタイムだとしたら、お昼食べずに勉強してるってことになる。やめようね。
- レイラ先輩の家族が医療従事者で地元の名士とは、恐れ入った。
- 瀧島家が割と自由な教育方針(姉から上手く言えば、中学生でも日付が変わるまでの外出許可がおりそう)っていうのは、割と重要な情報。というか、小学校中学年が読む児童書では結構思い切った展開じゃない？
- 漫画のアナログ原稿かあ。今はプロ・アマ問わずデジタルで作画する人が多いよなあ。トーン貼った経験を持つ人も、どんどん減ってるんだろうか。漫画の描き方知らないのに、面白そうってだけで引き受ける瀧島くんすげえ。まあ器用にこなしちゃうんだろうけど！
- 瀧島くん、どう見ても美羽ちゃんを呼び捨てにするチバ先輩に嫉妬してて笑う。僕だってまだ呼べてないのに！って？ 呼べばいいじゃん。ヒロインちゃん押しに弱いんだからさ。百面相はするだろうけど、拒否はしないよ。
- 好きな絵を見るためだけに目安箱の投書を捏造し、美術部を活動停止処分にさせ、部長を苦しめたのか？ 解せない。歪んだ感情ですね。→目的は絵の鑑賞じゃなくて、模写か！ いや、それでも美術部員全員の学校生活を蹂躙した理由にはならないが？
- 三巻で「サキヨミで人の運命を変える」、失敗か。見て見ぬふりで現実になるより、現実にさせまいと足搔いた結果達成できなかったときの方が、ずっとしんどいね。 →現実化してなかった！ よかったー！ 人は失敗したり傷つかないと成長できない生き物だけど、やっぱり可愛い女の子の涙は見たくないよ。
- 深谷会長×レイラ先輩、成立しちゃったじゃん(幻覚) →幻覚じゃなかった。公式だった。敏い瀧島くんにはバレバレだった。
- 一連の行動から見るに、絶対会長の方がクソデカ感情を隠してるじゃん。「お互いを知ることで、助け合いながら高みにのぼっていけるような」ってきれいな言及がされてるけど、実際は絶対会長側に針が偏ってると思うわけよ。
- レイラ先輩にとっての会長との関係は美羽ちゃんの思う通りかもしれないけど、会長にとってのレイラ先輩との関係が同じ比重なのかは、甚だ疑問。
- 会長がついにデレた。そうですか、憧れの人には特別な名前で呼ばれたいですかそうですか(幻聴)
- 夕実ちゃんの言葉が、瀧島くんの恋のアシスト役として最高すぎるんだよなあ。
- 瀧島くんは自分に向いた矛先を逸らすのも、あえて空気を読まないのも上手すぎる。コミュ力高すぎてビビり散らかす。
- 「テストの条件も、レイラ先輩が自分を頼ってくることを期待して出したのかもな。(中略)だから、二人きりで勉強できると思ってたんじゃないか？」これが事実だとしたら、レイラ先輩の性格を熟知してないと立てられない作戦じゃん。美羽ちゃんたちが動かなければ、レイラ先輩は責任取って部長を辞任していたんでしょう？ 性格悪いし、自分だけ美味しい思いしようとしててせこいなって思う(ド直球)
- 夕実ちゃんは光のオタクというよりは、黄昏のオタクだと思う。仲良くなれそう。
- ついについに、美羽ちゃんがユキちゃん＝瀧島くんの事実に辿り着いた。いつも、続きの巻を買わざるを得ないシーンで幕が引かれるんだよなあ！
