読書記録

読んだ本の感想まとめ。

月曜日が、死んだ。

月曜日が、死んだ。 (文芸社文庫NEO)

月曜日が、死んだ。 (文芸社文庫NEO)

表紙から勝手にSF系かと思ってたけど、和風ファンタジーだった。宗教色が濃い。信心深さの欠片もない人間なので、宗教団体の幹部の台詞が不気味でしかなかった。
月曜日が死んで週4出勤じゃなくて休日1になるとしたら、真剣に人生自主終了を検討する。
あと後半の主人公が青臭い&暑苦しい。彼の恋路を応援しようという気はさらさら起きないけど、語彙のセンスは好きだ。

エピローグに書かれていた働き方改革が羨ましすぎる。現実でも標準労働時間が見直されてほしい。フルタイムは6時間になってほしい。一日6時間働けば、健康で文化的な最低限度の生活が保障される世界線に行きたい。

語彙のセンスは好きだが、宗教色が濃すぎてほとんど楽しめなかったので、著者の宗教要素のない物語を読んでみたいと思う。