読書記録

読んだ本の感想まとめ。

映画プリキュアオールスターズF

2023allstars-f.precure-movie.com

  1. プリキュア全員が美しかった。かわいかった。世界のヒーローだった。
  2. キュアエールのソロシーンがあって嬉しかった。彼女の応援がプーカを奮い立たせるなんて……!
  3. 世界の破壊と再構築。なぜか世界五分前仮説を思い出した。
  4. なぎさとほのか、ココとのぞみ、キュアピーチイース………………初期シリーズの関係性が好きな人には垂涎もののシーンが満載。
  5. スカイとプリズムの再会のときの関係性は、スカイとほかのプリキュアとのそれとは異質な気がする。プリキュア同士、一緒に戦う仲間というより、お互いがプリキュアであるための理由みたいな感じ。
    1. そりゃそうか。ましろちゃんにとってソラちゃんはヒーローだし、ソラちゃんにとってもましろちゃんはヒーローであり続ける理由だから。「でも、あなたがそう呼んでくれるなら」。
    2. ブロマンスの女性版って名前ついてるんだろうか、と思って調べたらロマンシスと言うらしい。いい言葉だ。
    3. そう思って改めてこの映画のメインビジュアルを見ると、スカイとプリズムがお互いを求め合っていることにも意味があると分かる。
  6. キュアマジェスティのソロシーン多かった! 変身シーンはなかったけど! それはアニメ本編のお楽しみということですね。
  7. プーカが自分の内側にある膨大な力をコントロールできずに何度も暴発させるシーンは、胸が痛かった。生みの親が自分をの存在を肯定してくれない。力の正体も使い道も分からない。そして、生み出された意味も目的もない。
  8. プリキュアの妖精たちは、ヒロインたちがプリキュアとして立ち上がるもっとずっと前から、個として存在していたんだよ。プリキュアの誕生とともに生み出されたわけじゃないよ。器だけ作ったって、作られた側はどうすればいいの。
  9. シュプリームがプーカを突き放すシーンを見たとき、この映画は最終的にプリキュアVS妖精になるのかと思った。でも実態は仮性プリキュアVS妖精だったから驚いた。
    1. いや、それはこの映画の本質ではなくて、きっとプリキュアになったプーカやシュプリームとの戦闘シーンでの言葉がそのまま主題なんだと思う。明日も、未来も、ここにいる目的も自分たちで決める。
    2. だから、シュプリームもプーカも、自分たちでこれからを決める。それはプリキュアたちからの優しさである一方、一度破壊した世界への償いでもあるのかもしれない。
  10. シュプリーム。「最高位の、最大級の」。プリキュアオールスターズで挑むに相応しい強敵でした。
  11. 「プリム」はまた別の意味があるそうだけど、制作側としてはなにか別の意味を込めたのかな。
  12. プリムとプーカ。手を繋いだ二人を見て、姉妹あるいは双子プリキュアに可能性を感じてしまった。ウッ……満と薫……。そして黒×白の瓜二つの二人を見ると、ちょびっツのエルダとフレイヤを思い出す………………
  13. タイトルのFの意味、映画を観たあとも汲み取れなかった。音楽用語のフォルテか? プリキュアオールスターズなら至上の敵にも立ち向かえる、何倍にも強くなれるっていう。正しい解釈はなんだろう。今公式サイトのムービー見返してやっと気づいたんだけど、ひょっとして「プリキュアって何?」からの、「初まり、最初の」っていう意味でのFirstのFか!?