読書記録

読んだ本の感想まとめ。

天気が悪いとカラダもココロも絶不調 低気圧女子の処方せん

読んでまったくの無駄ではなかったけど、期待通りでもなかった。第3章で頭痛の原因の推測ができたのはよかった。4章の解説はやけに説明があっさりしていて不満が残る。他の天気痛の本も読んでみることにする。

1章 お天気と自律神経の関係

季節の変わり目に体調を崩しやすいのは甘えじゃなくて自律神経の影響なんだ、誰にでも起こりうることなんだと分かって少し気が楽になった。
バランス診断はAがマイナス1、Bがプラス2でストレスタイプだった。うつ病回復期だから、そうだろうなあ。納得の結果。

2章 低気圧女子のためのお天気講座

「天気予報でこんなキーワードを聞いたら要注意!」というのが各4ページずつ整理されていて分かりやすい。一年を通して油断できる時期なんてほとんどないのね……、というより、気象は人間の都合なんて一切関知してないのね……。ええ、ええ、知っていましたとも。
他の動物にだって、この気象変化は苛酷なのでは? ああきっと、古代に絶滅した動物の中には、低気圧に体が耐えられなかった種もいたに違いない。

梅雨という現象がアジア全体に及ぶものだと知ってびっくり。日本独特の気象だと思ってた。

3章 ホルモンバランスとお天気の関係

自分の数少ないデータを見返してみたら、確かに頭痛が起きている日は曇りか雨だ。ストレスもしくは低気圧から来る頭痛は気にしてたけど、生理×低気圧の複合体は気にしたことがなかった。6ヶ月分はデータを取りたい。頭痛外来で処方されてる頭痛予防薬も、PMSor生理中の頭痛は避けられないんだよね……。

巻末にあるセルフチェック表は、見開きじゃなくて綴じ込み付録にした方がいいと思う。これじゃあ、コピーする時真ん中が浮いちゃう。使いやすそうなのに使いたくならない。

第4章 低気圧女子のための症状別処方せん

症状につき見開き2ページだけのページも多く、やや不満。この章に一番期待していたのに、やけに説明があっさりしてる。もっと処方せんひとつひとつに言及してほしかった。まあ、医師じゃなく気象予報士が書いた本なら仕方ないのかな……。

第5章 脱☆低気圧女子プラン

食物繊維と乳酸菌を意識して摂ってみようと思った。曇りや雨の日は暖色系、晴れの日は寒色系の服を選ぶのは良さそう。