チンチラ、飼いはじめました! (マンガでわかるもふもふ小動物たちの飼育書)
- 作者:理恵, 鈴木
- 発売日: 2020/04/10
- メディア: 単行本
第1章 チンチラと仲良く暮らそう
1章でまず「コミュニケーションの取り方」「仕草」を解説しているのが新鮮。今まで「お迎えする前の心構え」「飼育に必要なグッズ」の解説から入る飼育本ばかり読んできたので。
第2章 とっても大切な5つのこと
飼う上で大切なことが、本の前半にまとまっているのはとてもいい。他の小動物と比べてどうか、その環境に飼い主側が適応できそうか早めに考えられる。
室温が22度前後って寒っ。寒がりな私は北欧か?って思っちゃう。夏用のルームウェアが必要なくなるわ。
主食が牧草って面白いな?! 他の動物みたいに専用フードが主食じゃないんだ?!
砂浴びはチンチラ特有の生活習慣だと思う。ストレス解消になるなら、犬にとっての散歩みたいなもんか。砂が舞って電化製品が故障するのは確かに困る。チンチラを飼ったら、こまめに掃除ができる自分になれるかしら……。なんならチンチラ専用部屋を用意してあげた方がよさそう。
体は小さいのに、寿命が15年もあるのは逞しいと思う。
第3章 食べることと住むところ
ケージからの脱出は、チンチラに限らず全飼育動物に共通するお悩みだと思う。「猫は液体」ってよく言うけど、チンチラもフェレットもハムスターも、割とみんな液体。頭が通れば全身通る。
体のサイズに比べてケージでかっ。フェレットの方が体長あるけど、ケージはもっとコンパクトだぞ。どんだけ動き回るんだチンチラ。
「ごはんや散歩の時間は決めない方がいい」に驚いた。知能の高さが窺える。
第4章 元気なチンチラでいてもらうために
ご長寿達の見開きページが貴重。大事に育てれば20年以上生きられる。生命力が半端ない。犬猫と同じくらい、長く一緒に暮らせる。