読書記録

読んだ本の感想まとめ。

今日も王様を殺せない

今日も王様を殺せない (ソーニャ文庫)

今日も王様を殺せない (ソーニャ文庫)

血に塗れた玉座に座る賢王×復讐を生きる糧とする元伯爵令嬢。タイトルからはとても想像できないが、作者曰くこれはラブコメである。作者がそう言うんだからそうなのである。

個人的には王が最初からヒロインの真の立場と目的を知っていてもよかったし、彼女の父を真実殺めているのでもよかった。タイトルの吸引力の割には残虐さがあと一歩足りないかも。というような感想を昔の自分も抱いていて、性癖って変わらないなと唸るなどした。結局は喜色満面ハッピーエンドなので、何かしこりが残る終わり方ならよりよかった。