でも、毎日洪水のように目に飛び込んでくる美容情報に心が揺れ、いつの間にかやめてしまっていた……。
しかし、元来ズボラ&面倒くさがりの性格で、やらなくてもいいことならやらないし、ましてやらない方がいいことならやりたくなんてないのである。
この本を読み終えて思ったことは、「自分にとってストレスにならない範囲で、無理なく取り入れる」でいいのかな、ということ。書かれていることを100%完璧にやろうとしたら、たぶん途中で心が折れるので。
Lesson1 ファンデーションを塗らない
- 下地がファンデーションだという意識はなかった。考えてみれば確かに、ベージュのあのテクスチャーは、成分的にはリキッドファンデーションと大差ないのかもしれない。
- ブラシの毛が肌にとって刺激になるなら、パフの繊維だって刺激になるんじゃないのか?? パフの方がまだマシってこと?
- 今はマスクを常につけていて、実質顔の広い皮膚としては額しか見えてないから、ノーファンデへの敷居がかなり低くなってると思う。Tゾーンがテカりさえしなければ、次の出社日からノーファンデにするのだが。せめてこの季節、SPF値30くらいの日焼け止めとベビーパウダーは使わせてほしい。パウダーファンデーションやリキッドファンデーションよりかは、肌への負担はマシでしょ?
Lesson2 クレンジング剤を使わない
Lesson3 化粧水もクリームも塗らない
- 洗顔料も基礎化粧品も使っていなかった頃の私の顔は、こんなにすべすべだったのか……(二の腕の内側をさすりながら)。化粧水とかを使い始めたのは高校からだけど、洗顔フォームは10歳かそこらの頃には親に買わせていた気がする。
- そういえば夏場だろうと生理中だろうと、顔の皮膚はテカっても二の腕や太ももの皮膚はテカらない。
- 肌質は、額や鼻のテカリが酷いので脂性肌だと思ってたけど、実は混合肌だったらしい。そう、頬の毛穴が目立つんだよ。
- ワセリンは顔に直接乗せてのばしたらいけないんだ。人間の皮膚、虚弱すぎないか?
- ワセリンの使用量「小豆2分の1個分が目安」って不器用には難題すぎるので、その量をすくえる専用の匙とか売ってませんか???
- 「セラミドなどの天然の保湿成分は、化粧品に含まれる美容成分の100倍以上の保湿力を誇る」基礎化粧品完敗じゃん。びっくりした。高校の頃、「肌に手をかけている自分」に酔って毎日シートパックしていた時期があったなあ(遠い目)。
Lesson4 シンプルなポイントメイクを楽しむ
- 私もマロ眉とまではいかずとも、目尻の眉が薄い。徒歩圏内の移動くらいなら気にしないが、出社する時に自眉で行くのは無理だ。すまない。眉だけは、ズボラさよりも羞恥心の方が勝ってしまう。眉は顔の額縁って言うし。
- 肌断食中でも、口紅だけはOKらしい。今はマスクで見えないから、全然売れないらしいけどな……。マスクから解放されたら新しいのが欲しいね。飲み食いしても落ちにくいようにリップコートを乗せて……って、リップコートは肌断食的にはアウトかな? 口紅の上につけるならセーフかな?
- アイメイクは裸眼だと視力が悪すぎて見えないのでまったくしない(できない)けど、やっぱりマスカラやアイシャドウって負担なんだな。特にアイラインなんて、あんな眼球近くの皮膚に化学物質で線引くのみんな怖くないの?
- 冬場、リップクリーム(ワセリンベース)をサボっていると、乾燥が進み過ぎて唇の皮が剝けてくることがある。その時の対処法としてはモアリップ(医薬品)が最強なんだけど、このズル剥けも白色ワセリンをつけて寝るようにしたら予防できるのかな?
- 無意識に爪を噛んでしまう癖があるのでネイルオイルを塗るべきか~と思ってたけど、そうか白色ワセリンが使えるのか。
Lesson5 日焼け止めはなるべく使わない
- 往復の通勤でも休日の外出でもトータル15分以上は日光を浴びてるから、結局日焼け止めは塗らなきゃいけないんじゃないか……。
- ドラッグストアで紫外線吸収剤を含まない日焼け止めを探してみたものの、ほぼ全部に含まれていて肩を落とした。ネットで買った方が速いし確実。
- SPF値は20程度で充分とはいっても、初夏から店頭で増え始める日焼け止めはおおむね50以上なんだが。たま~に30を見るけど、20なんて見たことない。SPF値は高ければいいってもんじゃないのは知ってたけど、世間ではなんでこんなに50がもてはやされているの? SPF値の定義が事実なら、50なんて海や沖縄に行くときとかに選ぶものでは?
- 首やデコルテに日焼け止めなんて塗ったことない。こりゃー半世紀後はシミだらけのクソババアだな! ガハハハ!(血涙)
- 「家で過ごすときにまで日焼け止めを塗る必要はない」って断言されて、ズボラ精神は安堵した。
- 多少の紫外線は、健康のために必要とのこと。なら、秋冬は紫外線対策は不要なのか? 季節で紫外線対策の変動はあるのか、そこに言及されていれば完璧だった。
- 私が自ら海に近付かない理由の一番は、「日焼け止めを塗り直すのが面倒だから」かもしれない。
Lesson6 髪はお湯だけで洗う
- 風呂の洗剤で髪を洗っているのかと思うとゾッとする。
- とはいえ、皮脂腺が正常化するまでの3ヶ月~半年を引きこもって過ごすわけにはいかない。スメハラなんて言葉も出てきてるくらいだし。
- 毎日100回以上ブラッシングするのも、毎日ブラシをクリーニングするのも、ズボラ精神が「ムリ」って言ってる。獣毛のブラシは値が張るし、100回の根拠は何?
- 純石けんのシャンプーとリンスに切り替えるのが、私の中の及第点だろうか。これもMIYOSHI石鹸から出ているようなので、洗顔とセットで使いたい。
- カラーとパーマが髪に多大なダメージを与えることは、美容師さんの指先を見ればすぐに分かる。将来的にやるとしてもパーマの方だけかな。黒髪は失いたくない。
- 老化による白髪以前に、過去のストレスによるものかなんなのか若白髪が目立つ。これの解決方法も現状はないってことかな。悲しい。
Lesson7 ボディクリーム、ローションを塗らない
- お湯だけで体を洗うってことだけは、『肌断食 ---スキンケア、やめました』を読んで以来ずっと続いている(いや嘘、夏だけは泡タイプのボディーソープで洗ってる)。なぜならお風呂時間がかなりショートカットされるから。
- ボディークリームなんて生まれてこのかた塗ったことがないし、むしろ高齢になると「皮脂欠乏症皮膚炎」を発症する場合があるなんて初めて知った。まあなった時に皮膚科に相談すればいいや。
- ムダ毛は春夏だけ剃ってるけど、2日に1回の頻度なのですぐカミソリ負けして、皮膚表面が毛穴でブツブツしてる。医療脱毛は輪ゴムパッチンレベルの痛みがあるって知って敬遠していたけど、ちょっと調べたらオプションで麻酔してくれるらしい。なら、検討して貯金する価値があるかも。何より5回程度で処理が楽になるなら嬉しい。
- 脱毛サロンは価格の安さで釣ろうとしてくるけど、10回も20回も通うほど金も時間も持て余してないのでノーセンキュー。
- 濡れタオルとウエットティッシュの違いが分からん。どっちも皮膚をこするじゃん??
Lesson9 糖質よりタンパク質をとる
- 甘党としては、お菓子はよくないと断言されると辛いものがある。嗜好品だって分かってはいるけど、我慢することがかえって精神の健康を損なう日だってある。制限なく食べるのはダメだと思うけど、完全に禁じるのもよくない。
- 「食べたものの悪影響は、翌朝の肌に現れる」ごめんなさい。ポテトチップス袋食いとか、もう卒業します。お酒は幸か不幸か、服薬の関係で一滴も飲んでいない。よかった。いつか薬なしで精神の健康を保てるようになったとしても、お酒の適量は守ろうね。記憶失うまで飲むとかみっともないことはしない。
- 魚、肉、大豆製品は偶然毎日食べてる。だから吹き出物ができてもすぐ引っ込むようになったのか?
- ビタミンC、健康のための基準量すら満たせていない(60%)ので、とりあえずUMA味覚糖のグミサプリを頼ることにした。美容のための摂取は、1日100mgを摂れるようになってからだ。