あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。 (スターツ出版文庫)
- 作者:汐見夏衛
- 発売日: 2020/12/28
- メディア: 文庫
彰さんを愛した百合のことが好きなんだ。俺が惹かれた百合は、きっと彰さんと出会ったことによって変わって、新しく生まれた百合だから。
包容力が高木刑事じゃん。
涼は彰の足元にも及ばないって卑下してる。でも彰が、前世を受け入れて同じ言葉を口にできるような器だったかどうかは分からんぞ。恋愛方面には耐性がなかったかもしれない。
私はロマンチストだから、生まれ変わりである涼が前世の記憶を保持したまま、彰と同じ人格でヒロインと再会する物語が理想ではあったけど、涼の言葉に陥落した。ヒロインが幸せならこれがトゥルーエンドだよ。