読書記録

読んだ本の感想まとめ。

セルフケアの道具箱: ストレスと上手につきあう100のワーク

知人に紹介してもらって手に取った本。
ベースに認知行動療法スキーマ療法があって、この本を読み進める=これらの療法の扉から顔を突っ込むイメージ。
1章・5~6章は手軽にできるものが多く、自分のコーピングのレパートリーに加えられるかもしれないものが色々あった。特にマインドフルネスの手軽なワークが紹介してあるのは有難いの極み。マインドフルネス関連の本って、何故か瞑想メインで書かれているものが多くてハードルがめちゃくちゃ高いんだよね……。

8章~10章で紹介されるスキーマ療法は、私は専門家の力を借りないと無理だと思うけど、どんな療法か概要を知る(入口に立つ)だけならこの本で充分かもしれない。
特に8章は自分の心の深淵に手を突っ込むことになるので、精神疾患を患っている人は自力ではやらない方がいいと思う。無駄に傷口を広げて症状を悪化させることになりかねない。