読書記録

読んだ本の感想まとめ。

あきらめたから、生きられた―太平洋37日間漂流船長はなぜ生還できたのか

彼の全行動、全持ち物、思考、何かがひとつ欠けていただけで、生きては帰れなかったと思う。
脱水症状が極限状態に陥って自分の尿を飲んだエピソードが、あらゆる意味で一番強烈。

「頑張らなかったから、生きられた」これは漂流だけじゃなく人生そのものにも言えることだと思う。適度に力を抜ける人間が長生きする。力の抜き方なんて周囲の大人は誰も教えてくれないので、この本含めあらゆる情報やコンテンツをインプットして、自分なりのエンジンを作り出さなければならないのだ……。