読書記録

読んだ本の感想まとめ。

スピードと成果が劇的に上がる戦略 最強の優先順位

「重要度と緊急度では優先順位の問題は解決しない」と冒頭から書かれていて、耳が痛くもあったし非常に腑に落ちた。人間はプログラミングされた機械ではないので、今いる場所・周囲の環境・時間帯・体調・判断の保留・ボトルネック等によりパフォーマンスは簡単に低下する。それを考慮せずに予定を組むなんて、自信過剰だと痛感した。

特に「締切ではなく、発生日を基準にする」というルールは、仕事の生産性に一番影響すると思うので、これができる自分に徐々にスライドしていきたい。

第5章 ”迷い”を断ち切る10のルール

「明日の自分に期待しない、体調不良時の「明日やろう」は曲者」には納得できない。体調を正常に戻すことを最優先すべきだと思う。「2日分の仕事を洗い出し、その中から体調が悪くてもできる仕事を片付ける」ともあるけど、頭痛がしたり熱があって頭が回っていない時の生産性はゼロに等しいぞ。根性が社畜すぎて震える。基本的にはいい本だけど、この項目だけには納得できない。
本の前半で時間の価値を意識することの大切さについて力説しておきながら、体調不良時の時間の価値については無視か。矛盾してない?

あと「仕事の連絡手段を統一する」のも秘書がいる役員クラスやフリーランスならともかく、普通の会社員には無理じゃないか。メールか電話、片方しか使わない人はいないでしょう。